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右肩が上がりづらい60代女性〜原因は肺と延髄の血液循環の問題

みなさん、こんにちは!JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。

今回は、右腕を上げると肩に痛みと違和感があり、上げづらい幼稚園の先生のお話です。

「ここしばらくの間、右肩が上がりづらくて…仕事柄、腕を上げる機会も多く困っています。」

幼児の世話をするとなると全身を使う頻度は多く、体操やお遊戯、抱き上げるなど腕を上げることが日常だと思います。子供の不意な行動によってあちこち痛めることも多いと聞きます。

原因は定かではないのですが、いつの日からか右肩が上がりづらくなり何かの折に痛みや違和感が気になり始めました。日常生活上はそれほど問題はないのですが、やはり気にはなります。

片方ずつ腕を上げてもらい左右差を調べたところ、右肩の可動範囲は下がっていて腕が耳に付きません。上げる途中で腕の角度が変わり、やや前方へ行ってしまいます。また少し巻き肩になっていることも確認できます。

肩関節は球関節になっていて、受け皿になる肩甲骨側の関節窩の上を、球体をした上腕骨の骨頭部分が転がることで肩の動きがなされます。腕をクルクルと回せるのも球関節になっているからで、その可動範囲は広いです。また多くの筋肉で肩関節が構成されているため、筋肉のトラブルや骨格の歪みの影響も受けやすく、痛みや違和感も出やすい場所です。

彼女の場合、四十肩・五十肩といった症状ではないにせよ上がりづらいのは何かと不便です。いったい何が原因となっているのでしょうか?

〜肺の血液循環に問題

詳しく調べていくと、右肺の血液循環が悪くなっているようです。別段息苦しさはないのですが、右肺の動きが硬くなっています。その影響から右胸の筋肉が硬くなり、右肩を巻いた姿勢になっています。

肺の血液循環ですが、コロナ禍におけるマスクの使用が起因していると見ています。マスク着用が当たり前になり、慣れてしまっている人がほとんどだと思います。マスクの着用で感染予防になっているのかもしれませんが、毎日マスクをする生活を続けていくことで、徐々に呼吸に負担がかかり、呼吸の要である肺への負荷が高まって、肺がトラブルを起こしていると考えられます。

マスク着用が日常となって1年以上経ちます。その間に訪れた患者さんの呼吸の状況を観察していると、コロナ禍以前と比べると肺のトラブルが多くなっていることを実感します。明確なエビデンスが出ているのかは定かではありませんが、私の体感としてはそう思ざるおえないのです。

彼女の場合、肺だけに留まらず、脳幹の一部である延髄にも血液循環の問題が出ていました。延髄から出る末梢神経の一つに、首から肩にかけての筋肉を支配する神経があります。首や肩の凝り、張り、痛みに延髄が関与しているケースは多々あります。また呼吸中枢も延髄にあるため、呼吸器のトラブルにも関連してきます。彼女の肺と延髄による呼吸器への負担が、胸の動きを硬くさせて右肩の動きにまで影響が及んだのです。

〜循環を改善させる「流」

延髄における神経機能を「起」「通」を使って改善させ、「流」の手法で血液循環が円滑に行われるように調整をしました。施術時間を言及することはあまりないのですが、1分以内で施術は終了です。原因を調べることに時間をかけ、施術時間は結構短いです。

※施術の詳細については『起通解流整体』をご覧ください。

右肩を動かしてもらったところ、「スムーズに上がる!しっかり上まであがるようになったわね!不思議よね〜」と何が起こったかわからない表情を見ると、思わず微笑んでしまいます。

肩こりや肩の上がりづらさなど肩の問題に対して、筋肉や関節の問題に目が行きがちです。確かにそういう場合もありますが、大元は違うところに原因が潜んでいることも多いです。目安として3週間経っても症状が改善しない場合は専門の先生にご相談されると良いです。その時に私を選んでくれたらとても嬉しいです。

肩のトラブルでお困りの方はお気軽にご相談ください。

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