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首が持ち上げられない40代女性〜重症筋無力症への挑戦

みなさん、こんにちは!JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。

今回は首を床から全く持ち上げられない女性のお話です。

彼女の病名は「重症筋無力症」、難病指定されている病気です。最初は左まぶたが下がってきて(眼瞼下垂)、眼科を受診したら脳外科へ行くように言われ、その病気と判明したのです。

それから治療をするも、なかなか症状は変わらず、現在も左まぶたは下がっている状態で、首を床から全く持ち上げられず、持ち上げようとしても左右に傾くだけで、手で頭を支えないと起き上がれない。かれこれ8年間その状態の中で生活をしています。実際に首を持ち上げてもらう動作をしてもらいましたが、全く上がりませんでした。

自分なりに病気と向き合い、上手に過ごしてきたと言うものの、やはり生活に支障はあり悩まれている様子を見ると、大変であることは身に染みて理解できますし、少しでも改善に向かえるようお力になれればという気持ちになります。

〜突っ走ってきた人生

いろいろとお話を聞いていると、とにかく頑張り屋の彼女。若い頃から昼夜問わず仕事をこなし、2人の子供を育て、家事も行うとなると休まる間がありません。仕事と子育て・家事の両方をされる女性はたくさんいらっしゃいます。その底知れぬパワーに頭が下がります。

一方で我慢を強いられることも多く、心身ともに負担がかかっている方も多く見られます。時には必要なのかもしれませんが、がまん強さが後々体にじわじわと影響してきます。

彼女の場合、30代から40代にかけて重症筋無力症の他にも、帯状疱疹やホルモン系の病気も罹患していて体が悲鳴を上げていたのです。置かれた環境や年齢と共に変化していく体、様々な条件が揃い限界に達した時に病気として現れてきます。彼女の体は限界だったのです。

〜体を紐解く

なぜ自力で首が全く持ち上げられないのでしょうか?そこにフォーカスして原因を調べてみると、神経に問題がありました。重症筋無力症は神経機能に問題が出る自己免疫疾患なので当然と言えばそうなのですが、そこに至った原因が過去にありました。

どうも子供時代の病気が関係し、脳の運動に関するエリアと脊髄にトラブルを残しているようです。そのことを伝えると、あっ!と声を出し、小学生の時に感染症になったことを思い出したのです。その時のダメージが脳や脊髄に残っていて、そこからトラブルが発生したのではないか?と。

以上を踏まえて施術にチャレンジです。

〜驚きました!

脳と脊髄の機能を上げる施術を行いました。今回は全く触れることなくです。施術後、首の動きをチェックしてもらいました。

「動く!持ち上げられる!えっ⁈わぁ〜!支えないで持ち上がる!先生、8年間も上がらなかったのですよ。えっ⁈持ち上がってる〜」

驚きと喜びの表情が交互に出ている様子が印象的で、彼女の言葉と表情につられて自分も同じ表情になっていました。

実は、今回オンラインで画面越しに施術しましたので触れることは一切ありませんでした。遠隔治療とでも申しましょうか。誤解を招いたり、懐疑的になりやすいので、あまりオンラインでの施術のことは書かなかったのです。

しかし、同じ症状で悩む方のお役に立てるのであればと言うことで、彼女からぜひブログに書いてくださいと了承を得て書かせて頂きました。

コロナ禍になり外出を控える方も多く、オンラインでの施術依頼も増えました。移動がなく、感染リスクを回避できるのでとても便利!とお声をいただきます。

〜それから1週間後

今度は直接お会いして状態確認をしました。首は普通に動かせていました。また前回の施術時に帯状疱疹が出ていたのですが、施術の翌日にかさぶたになって回復に向かい、そして左まぶたも開きやすくなったと仰っていました。確かに目の開きの左右差は無くなっていました。

人に歴史ありです。過去の経験が現在の状態を作り出しています。今回改めて既往歴の大切さを顧みる機会を与えていただきました。

誰一人として同じではない症状と向き合わせていただける患者さん一人一人に感謝申し上げます。

また私のブログを読んでくださってありがとうございました☺️

難治性の症状でお悩みの方は一度ご相談ください。お手伝いできることがあるかもしれません。

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