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肩こりにお悩みの60代女性〜任脈と督脈の気の巡りを改善し解消

みなさん、こんにちは!JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。

肩こりにお悩みの60代女性への施術をご紹介します。

ここ数日、急な気温の低下で寒さが身にしみますよね。厚着をして体温維持に努めております。急な気温や気圧の変化は、私たちの体に大きな負担をかけてきます。気温が下がれば体温を上げるために頑張るし、気圧が下がれば内圧を上げるように頑張るし、と常に自然の変化に対応するように体は調節しています。いわゆる恒常性「ホメオスタシス」です。

恒常性 (ホメオタシス) 概説

恒常性は生物のもつ重要な性質のひとつで生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず生体の状態が一定に保たれるという性質、あるいはその状態を指す。生物が生物である要件のひとつであるほか、健康を定義する重要な要素でもある。生体恒常性とも言われる。

恒常性の保たれる範囲は体温や血圧、体液の浸透圧や水素イオン指数などをはじめ病原微生物やウイルスといった異物(非自己)の排除、創傷の修復など生体機能全般に及ぶ。

恒常性が保たれるためにはこれらが変化したとき、それを元に戻そうとする作用、すなわち生じた変化を打ち消す向きの変化を生む働きが存在しなければならない。これは、負のフィードバック作用と呼ばれる。この作用を主に司っているのが間脳視床下部であり、その指令の伝達網の役割を自律神経系や内分泌系(ホルモン分泌)が担っている。

恒常性 – Wikipedia

今回の女性の場合もその影響を受けていました。寒さで左肩が凝っていたのです。肩の運動検査をすると、左腕が上がりづらく肩に硬さがあります。痛みはないものの違和感はしっかりあります。寒さが引き金となったのですが、体のどこにどのような影響が及んだのか調べてみました。

体の中心を流れる気に滞り!

上から延髄、舌、胸髄3番、回腸、膀胱と気の巡りが悪くなっていて、体に元気がない状態となっていました。東洋医学の話になりますが、体の中心を通る任脈と督脈という経絡(気の通り道)があり、そこを滞りなく気が巡ることで体は元気な状態でいられます。

エネルギー不足(気虚)や滞り(気滞)があると気力がなくなり、なんとなくやる気が起きない、体がだるい、張りを感じるといった自覚症状が出ます。その裏に病気が潜んでいる場合もあるので観察が必要です。

手技により気の巡りを良くする施術で対応

下腹部(丹田)に手を置き、気の巡りを良くするように調整しました。その直後、体が温かくなった!と彼女は言いました。熱量が上がったのですね。再び左腕を上げてもらったら、スッと耳の横まで違和感なく上がりました。肩の重荷が取れました。気の巡りをよくするには3つの要素があります。

気の巡りをよくする3つの要素

  1. 調身=姿勢をととのえる
  2. 調息=呼吸をととのえる
  3. 調心=精神をととのえる

これらを調えていくことで気血水が体中を巡るようになります。一度伸びをして姿勢を正し、下腹部に両手を当ててゆっくり深呼吸を1分程してみてください。それだけでも体内の気の通りが変わりますよ!

肩こりでお悩みの方、最近気力が出ない方はお気軽にご相談下さい。

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