なかなか改善しない腰痛にお悩みの30代女性~ストレスと婦人科系トラブルの影響
みなさん、こんにちは。JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。
今回は、咳き込み過ぎて腰が痛くなり、その後もなかなか改善しない腰痛にお悩みの30代女性への施術をご紹介します。
今年の夏は、のど風邪から咳に移行して、そこから咳が長引く方が多く見られました。夏風邪はしつこいイメージがあり、良くなってもスッキリしない感じが続くように思います。
彼女も1ヶ月前に風邪を引いて、それ以来咳が続いていたのです。咳をする時に体に負担がかかることはお分かりだと思います。彼女の腰にも相当な負担がかかっていたと予想はつきます。腰痛の原因を調べていきました。
腰椎に細かな傷があった!
腰の動きをチェックすると、前屈90°で痛みがあり、反らす方はわずかな角度で強い痛みがありました。
その原因を調べると、腰椎4番に細かな傷があることがわかりました。繰り返す咳により腰椎に付着する深部の筋肉に負荷がかかり、腰椎にまで影響を与えていました。この状態ですと、動かす度に痛みを伴います。
ただ、咳は風邪を引いてから2週間程度で治まったようで、傷の修復期間を考慮すると、1ヶ月しても引かない腰の痛みは他の原因では?と疑います。
心と体の両方に根本原因があった!
さらに原因を調べていくと、ストレスによる影響があったのです。
- 子宮頚部に不満
- 延髄に怒り
最近、子育てにおいてお嬢様へ怒りを感じることが多く、後頭部が辛くなることよくあるとお話してくださいました。
次に体の問題が出てきました。左卵巣に細菌の影響があり、その原因に左下奥歯の細菌がどうやら関与しているようでした。そう伝えると、「左下奥歯、神経抜いています」と仰いました。神経を抜いた歯は免疫が下がりやすい傾向にあるため、巡り巡って左卵巣まで影響を及ぼしてきたようです。
延髄は運動と大きく関わっていること、婦人科系にトラブルがあると腰に痛みを出してくるケースがあることを考えると、腰痛が治り辛かったことも理解できます。
心と体は互いに関連し合っています。 体の一部を使って「ストレス溜まってるよ!ストレスに負けそうだよ!」と伝えてきます。
感情解放と腰の運動機能回復の施術
先ず優しい手技で先ほどの感情を解放し、腰の動きを回復させる運動療法をして施術を終了しました。再度腰の動きをチェックしてもらうと、前屈・反らす動き共に痛みなく動かせていました。
痛みから解放された時のみなさんの表情はいつも安堵と幸福感に満たされていて、こちらもホッコリいたします。
心と体は互いに関連し合っています(心身一如)
体の一部を使って「ストレス溜まってるよ!ストレスに負けそうだよ!」と伝えてきます。ご自身の置かれている環境を見つめて、何かストレスを感じていることがないか?と体に寄り添ってあげるだけでも体は、
「わかってくれた!」
と喜びます。まさに心身一如(しんしんいちにょ・・・精神と肉体は一体であること)です。
改善が思わしくない腰痛、ストレスによる不調がある方はお気軽にご相談ください。