左腕の痛みと腰痛に悩む40代女性〜原因は出産にあり
みなさん、こんにちは!JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。
寝違いきっかけで左腕が痛くなり、もともと腰痛に悩まされている40代女性への施術をご紹介します。
2週間前に寝違いをしてから左腕の前腕まで痛くなってしまったそうです。整形外科の受診して「頚部脊柱管狭窄症」と診断され、手術が必要と言われてしまいました。また出産後(18年前)から腰痛にみまわれ、いまだに腰痛とお付き合いしていると困惑顔で仰っていました。
整体にはよく通っていて、施術してもらうとその後は楽になるも、また首や腰の辛さが繰り返し出る状態とも仰っいます。学生時代にバレーボールを本格的にしていて、首には相当負担をかけていたそうです。
動きを観察していると、首はかばうようにしていて、座る・立つ時には腰が辛そうな感じでした。ひと通り問診をしてから一番辛い首の原因から調べました。
左後頭葉にわずかなズレ
まず左後頭葉にズレが生じていました。大脳がズレる⁈といっても目で確認できるほどのものではありません。わずかです。
バレーボールで頭をぶつけることはよくあったそうです。レシーブする時、回転してボールを拾う様子を目にしたことはみなさんありますよね。繰り返し衝撃を受けた結果、左後頭部に負担がかかりズレた状態になってしまったのです。
出産による歯の捻れ
そして、歯の捻れも原因となっていました。大きな赤ちゃんで出産がとても大変だったと当時を振り返っていました。出産時にいきむ力は相当なもので、食いしばって力を発揮した時もあったと思います。その時の力が左下の歯に多大な負荷をかけて捻れてしまいました。
歯の捻れから噛み合わせも乱れ、最終的に首の神経と靭帯(後縦靭帯)に影響を及ぼし、脊柱管狭窄症と診断されるまでに至ったのです。
腰痛の原因は?
これも出産が関与していました。産後の子宮の戻りに問題があり、左寄りに位置異常を起こしていました。それに伴い左卵巣もズレていて、腰に影響が出たのです。
産後、生理痛がひどくなったと言っていて、このズレがホルモンバランスの乱れに繋がり痛みを引き起こすようになったのです。
婦人科系のトラブルは腰痛になって現れることがよくあります。月経前、月経中、また月経後の腰痛に心当たりがある方も多いと思います。それだけ婦人科系と腰は密接な関係があるのです。
それぞれのズレを優しい手技で戻す
一つ一つ丁寧に、優しい手技でズレを調整し、神経とホルモンの機能を上げて施術は終了です。
「首が動くようになり、左腕の痛みがなくなりました!腰痛もないです!」
かなり辛い状態だっただけに、どこか信じられないような表情と安堵の表情が入り混じったご様子が印象的でした^ ^ 経過を追って、またブログをアップします!
腕の痛み・痺れといった神経トラブルや産後の腰痛でお悩みの方は、お気軽にご相談下さい。