ダンスレッスンがきっかけで開脚すると内ももが痛い!40代女性 ~大腸を調整し硬くなった内ももの柔軟性を回復
みなさん、こんにちは!JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。
今回は数日前に内ももを痛めてしまった女性の症例です。
彼女はダンスをしていて、そのレッスン中に開脚動作をして内ももを痛めてしまいました。ダンス系の方に多い損傷です。以下のような原因がよく見られます。
- 瞬発的に大きく開脚した
- 柔軟性を上げるために無理なストレッチをした
- 繰り返し内ももに負担のかかる動きがある
美しく切れのある表現をしようと日々努力している中で痛めてしまうと気持ちも落ち込みます。しかも内ももの痛みは長引くことも多いです。早く治したいあまりに、痛みを堪えて内ももにストレッチをかけてしまったり、硬くなった筋肉を柔らかくしようと強く揉んでしまったり…。
それらが逆効果となり、いつまで経っても痛みが取れないといったケースをよく見ます。ただ、長引く原因はそれだけではないことも頭に入れておきたいですね。
長内転筋の損傷が原因だった!?
運動検査をしたところ、開脚わずかで「痛い!」と防御反応があり、開く角度も半分以下。また長内転筋がかなり緊張して硬くなった状態で、少し圧力をかけるだけでも痛みを訴えてきます。
受傷後数日ですから痛いのは当然。しかし回復パターンにうまく乗っていない感じがしました。さらに調べていくと、大腰筋も軽く痛めており、さらに調べていくと大腸に問題があると判明しました。
梅雨の影響でお腹が冷えて、お腹に力が入りづらい状態になっていたのです。そうなると正しい筋肉の活動が難しくなり、かけた負荷に対して筋肉が十分対応できず、痛める結果になったのです。回復にはまず大腸を整えることが大切ということです。
内臓から股関節までを調整すると
優しい手技で大腸を調整し、硬くなった内ももの柔軟性を回復させました。
そして軽い牽引で股関節を調整して施術は終了です。彼女な開脚をして頂きました。
「あれ? 痛くない!」
今までの痛みはなんだったの?と不思議そうな顔でしたが、改善を喜んでおられました。体が持つ回復パターンを引き出してあげるとその場で痛みが無くなったりします。 痛みがなくなり安堵の表情が見られると、私はとても嬉しくなります。
スポーツやアクティビティなどによる怪我、筋肉のコリや硬さによる張り・痛みでお困りの方はお気軽にご相談ください。