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ギックリ腰にお悩みの60代女性~骨盤と内臓の重力への対応力低下を改善

みなさん、こんにちは!JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。

今回ギックリ腰になりご来所いただいた60代の女性の方への施術をご紹介します。

再発を繰り返すギックリ腰

一度ギックリ腰になると、それ以降、少しでも腰に痛みが出ると「またギックリ腰になるのでは!」と痛みの恐怖と不安で頭がいっぱいになる方がとても多いです。確かに強い痛みを伴うため、同じ痛みを経験したくないと思われのは当然です。 一度ギックリ腰をするとその後1年以内の腰痛再発率は80%と言われています。

今回の患者さんは、今年1月に「布団を持ち上げた時にグキッ!」となりギックリ腰を患いました。 その後も短期間で2回ギックリ腰になり、ご紹介で私の元にいらしたのですが、この女性の動作を見ていると、常に腰をかばうように動くため、動きのぎこちなさがひしひしと伝わってきます。とにかく不安なのです。

運動検査をすると、前屈みや反らす動きに制限があり痛みも伴います。また靴下を履く動作はやっとの思いでできる感じです。

原因は重力への対応力の低下にあった

さらに負荷をかける検査をしたところ、私の圧力にほぼ耐えられない状態です?これはかなり体の仕組みが乱れています。ここから原因解明の始まりです。先ず骨盤自体が重力に対応しきれていない状態で、これがある方はすぐに疲れてしまいます。一定時間立っているのが辛い、座っているのが辛いとみなさん仰います。腰は姿勢維持の要ですので、その土台にあたる骨盤が乱れていたら腰に負担がかかることは容易に想像できます。

また、いわゆる「お腹に力が入っていない」状態にもなっていました。つまり、骨盤の中の内臓までも重力に負けてしまっていたのです。これはほとんど気付きません。 しかし、こう言われると何となく想像がつくのでないでしょうか。

  • 「すぐ背中が丸くなっちゃって…」
  • 「お腹がたるみやすくて…」
  • 「最近、気力が湧かなくて…」

など、これらは内臓の力が落ちている状態なのです(ただし、他の原因でなっていることもよくあります。別の機会にご紹介いたします) 。

こうなると腹圧が上げられず、筋肉で背骨を支えられない状態になりますので、腰に大きな負担がかかってきます。彼女の場合、骨盤と内臓の重力への対応力の低下がギックリ腰を再発させていたのです。

重力に対する設定を変える施術で症状解決

優しい手技で骨盤を構成する骨・骨盤内臓器の重力に対する設定を正しい状態に戻し、筋肉がしっかり働くように神経を調整する手技をして施術は終了。施術後は前屈・後屈もスムーズになり、靴下を履く動作も難なくこなしておりました。 負荷に十分耐え得る状態まで回復し、笑顔を取り戻しました。

繰り返すギックリ腰、慢性腰痛、腰部椎間板ヘルニアや狭窄症、またいつもだるい・疲れやすい・気力が湧かない状態が続いている方はぜひご相談ください。

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