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春の体の変化を知ろう!

みなさん、こんにちは!JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。

今日のテーマは「春と体の変化」です。

春というとどんなイメージをお持ちですか?

心地よい日差しが肌に触れた時の皮膚に浸透する優しい暖かさを感じ、植物が芽を出し花を咲かせた時の鮮やかな色彩とほのかに香る花の匂いに癒され、五感が動き出す季節。私にはそんなイメージがあります。

変化に富んだ季節ですから、自然の中で暮らす私たちの体にも変化が現れてきます。それは、4月に入ってから不調な方が続出しています。その前から不調を訴える方は多いのですが、それ以上に春の影響が強く出てきています。

ぎっくり腰、筋肉や関節の痛み、こむら返り、鼻水・咳、排泄トラブル、頭痛、倦怠感、睡眠トラブル、吹出物、感染症、気分が優れないなどなど様々な症状が出ています。

季節の変わり目だからと言えばそうなのですが、体にとってもとても大きな変わり目なのです。冬から春への移行に伴い体は大きく緩んでいきます。冬は寒さから体を縮め、緊張が続く季節です。少しずつ暖かくなって春を迎えると体が動き出してそれまで縮めていた体が緩んできます。

冬は体内を保温すべくエネルギーのベクトルは内向きになります。気温が上がり、ポカポカ陽気の日が増え始めると、体熱を発散するように体が変化していくのでエネルギーのベクトルは外向きに変わっていきます。

内から外へベクトルが変わり体が緩む時期なので不調が出やすくなります。春の陽気に合わせて冬の間に溜め込んだ疲れや毒素を外へ出そうとする働きが活発になっていくので不調が出やすいのです。

ここで上手に溜まったものが出せると、その後の夏を快適に過ごすことができます。それが上手く出せないと初夏に移行していく5月頃にガクンと不調が出てきてしまいます。五月病とはよく言ったものです。

ではどのようなことが体に起こっているのか見ていきましょう。

■骨盤が広がる時期

春は体が緩む時期とお伝えしました。それぞれの筋肉や関節が緩み出し、活動しやすい状態へと変動していきます。特に骨盤は大きく広がりを見せます。触診していても明らかに開いていることがわかるほどです。

弾力性のある緩みなら良いのですが、グラグラで不安定な感じになっていると腰痛やひどい時にはぎっくり腰になったりします。実際に春になるとぎっくり腰でお越しになられる患者さんが増えます。

骨盤内の動きも停滞気味になることもあり、冷えや浮腫を訴える方も多いです。動きに関しては、骨盤の緩みを股関節でサポートするようになりつまり感や硬さを感じる方も見られます。

今年はこの開きが例年よりきつく感じます。桜の開花が早かったことからわかるように、早い段階で暖かくなる時期を迎えたことも関与しているでしょう。

■ホルモンバランスの乱れが激しい時期

春に向けて体内の活動が活発になるので全体的にホルモンの機能も変化していきます。特に甲状腺の乱れが著しく現れる傾向が見られます。甲状腺ホルモンは代謝と関係し、体温や血圧に大きく関わってきます。ホルモンが適切に分泌されていれば良いのですが、過剰になったり、不足したりしながら季節に合った体内環境に調整されていきます。

その間、だるくて気分が上がらない、逆にテンションが高くて元気と気持ちの変動も伴ってきますので、一喜一憂せず夏に向けて変化している最中だと認識することも大事です。

■排泄の時期

排尿回数が増える、下痢をする、吹出物が出る、鼻水や痰が出るといった体の症状もさることながら、心のお掃除にもスイッチが入ります。それまで抱えていた問題に対する悩みや感情も表に現れてきます。気分のアップダウンが激しく起こることもあり、精神的に疲れてしまう方もいます。

体が緩むと、体内に溜まった不要物を出して綺麗にしようとするため、心身共に大きく動かされてくるのです。頻尿や下痢で早く止めてしまいたい!と思われるかもしれませんが、不要物がきちんと排泄されればその症状は自然と治ります。1週間以上続くようであれば他の症状を疑いましょう。

■眠い時期

「春眠暁を覚えず」という言葉があるように、眠いことが多い春。目まぐるしく体が変化していくので疲れを取るために体を休めたいという衝動に駆られます。

寝ても寝ても眠い、もっと寝たい、目覚めがスッキリしない、昼寝をしたくなる・してしまう、夜が起きていられないなどの経験はあるのではないでしょうか。冬場の疲れが出てくることもあり、回復のためにもう少し寝たいと体は伝えてきます。

一方でよく眠れない、途中で起きてしまうという声もあります。これは睡眠の質が上がらない状態で、背骨でも胸椎が硬くなっています。本来緩むべき関節がうまく緩まず、その不快感からやや緊張した状態で寝ることになるため睡眠の質に影響を及ぼします。

■冷えが入りやすい時期

冷えに注意が必要です。「花冷え」という言葉があるように、急に気温が下がり冬さながらになって寒い思いをするのも春には付き物。体熱のベクトルも内向きから外向きに変わり、放熱し始めてます。急な寒さでそのベクトルを瞬時に反転させるとなると大仕事です。

部屋が暑くなると窓を開けて室温調節をしますが、体も同じで体内温度を一定に保つために窓を開けます。発汗です。部屋が寒くなれば窓をすぐに閉めます。私たちの体も窓を閉めて体温が逃げないようにしますが、外向きのベクトルが一気に内向きへと変わるわけではありません。まるで重たく大きい鉄の扉を閉めるかのように徐々に対応していきます。また着る物も薄着に変えていたりして、冷え対策が甘くなります。そうなると体の奥まで冷えが入ってしまいやすく、冷えを強く感じる、もっといけば風邪を引きます。

体感温度が上がるため、冷たい物の摂取が増えたりします。しかし、冷えが入りやすい時期であるので白湯をこまめに飲むことをオススメしています。温度は体温程度。飲むとわかるのですが、温かくて心地よい感じが内臓に沁み渡り安堵感が得られます。

〜春の体に合った施術

様々な角度からその方に合った手法を取っていくのですが、代表的な施術をご紹介します。①も②も起通解流整体の一部となります。

①骨盤調整

骨盤が広がって不安定な状態なので、骨盤調整を主に行っていきます。適切な状態に骨盤が変化すると、お尻周りが締まった、お腹に力が入るようになった、腰回りがスッキリした、浮腫が取れた、全身がシャキッとした、体がポカポカしてきたと言ったお声を聞きます。

弾力性を持った骨盤、それだけではなく体全体がゴムボールのように適度に張りが出てくると春の季節に順応し、元気で活動的な日々を送るようになります。

②ホルモンバランス調整

ホルモンバランスを調えて体内環境が安定するように各ポイントに刺激を入れていきます。心身共に穏やかでやる気に満ちた時間が増し、春の陽射しのように明るい気分で過ごす日が増えていきます。

芽が出る春。ベクトルは外側に向くので体からいろいろなものが出るのが春という季節です。当然浮き沈みもありますが、上手に付き合うことで気持ちの良い季節を満喫できることでしょう。

この時期の身体の手入れはとでも重要です。春の不調でお悩みの方はお気軽にお問い合わせ下さい。

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