冬の寒さが骨盤に与える影響と下腹部の冷えを取る方法について
みなさん、こんにちは!JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。
今回は、『冬の時期と骨盤の関係』についてお話します
毎日気温の乱高下が激しく、体調管理が大変な冬になっていますね。ここ1ヶ月の間に、以下のような症状を訴える方が多数いらっしゃいました。
- 鼻水が出る、鼻が詰まる
- 喉がイカイガする、痛い
- 咳が出る、痰が出る
- 胸が詰まる感じ
- 首が痛い、寝違えた
- 肩が凝る・痛い、腕が上がりづらい
- 背中が痛い、硬い
- 腰が痛い、ギックリ腰になりそう
- 股関節が痛い、違和感がある
- ももが冷える、足が冷たい
- 神経痛が出た
- めまいがする
- 風邪をひいた などなど
全身症状がものすごく出ています。
寒さと体の関係性
寒さが体に与える影響は大きく、体を温めるのにエネルギーをかなり使います。そのため、いつも以上に体は疲れるので眠くなることもしばしば。私たちの体は四季折々に順応すべく、変化をしていきます。
冬の始まりは冷えが入るため、体を縮こめることが多くなります。肩をすぼめ、背中を丸めて体内の熱を逃さないように防衛します。その時、骨盤も縮みます。骨盤が内側に入る感じです。寒さに慣れて、骨盤が穏やかに元の位置に戻れば良いのですが、縮んだまま(閉じたまま)になっている方がとても多いです。
骨盤が閉じた結果… 腹圧が上げづらい状態に
骨盤が閉じたままだとお腹(特に下腹部)が緩み、力が入りにくくなります。つまり腹圧が上げづらい状態になってしまうのです。
私たちに馴染みのある言葉として「丹田」があります。冬の時期に上手く体が対応できないと、下腹部にあるエネルギーの集まるところ「丹田」の気力が冷えた状態の持続で落ちてしまいます。そうなると全身の気力も落ちやすく、免疫力も下がり、上記のような症状が出てくるのです。
下腹部の冷えを取ろう!
簡単な下腹部の冷え取りをご紹介します!
①ももの前を手のひらでさする
両手のひらを膝のお皿の上に当てて、鼠蹊部に向かってさすります。 今度は鼠蹊部から膝のお皿方向に。 これをももの前がポカポカするまで繰り返します。
②起床時と就寝時に伸びをしよう
寝た状態で腕を頭方向に伸ばし、背骨が伸びるように伸びをしてみましょう。背骨の緩みが出ると体の気の通りが良くなり、全身が温まりやすいです。
日々のケアが健康を守るのです
今年のように寒暖差が激しい時こそ、日々のケアがとても大切です。当たり前のようですが、患者さんのお話を聞いているとできていない方がほとんどです。
基本的なことですが、下記のように、冷え対策をしっかり意識するだけで、冬のシーズンを健康的にお過ごし頂けます^ ^
- 温かい飲み物をまめに飲む
- お風呂に浸かる
- 腹巻をする
- 長めの靴下を履く
- 適度に体を動かす
施術で冷えを取る
そうは言っても、深部に入った冷えはなかなか取れなかったりします。そんな時は施術をするとスムーズに冷え取りができます! 骨盤の開閉を手技で調整し、冬仕様の体に変えていきます。受けた後、全身がポカポカするとみなさん仰います。
不調が続いている方は、施術でベースを整えて日々のケアをすることをオススメします!冷えや不調でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。