本当に花粉症?〜花粉症だと言う方の大半は花粉以外の原因がある
みなさん、こんにちは!JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。
2月に入るとこの言葉をよく耳にします。「花粉症で鼻水がよく出ます…」確かに鼻がムズムズしたり、鼻水が垂れてきたり、また目の痒みを訴える方もいます。またこの時期が来て憂鬱だぁ〜と思っている方もいるのではないでしょうか。
今年は新型コロナウィルスの件もあり、風邪っぽい症状がでると、“もしや…😱” なんて想像しかねないですし、周囲の目も気になってしまいます。コロナ対策で花粉も予防できているのでは?と思いきや鼻水をすすっている方の様子を見ては、大変だなぁという気持ちになります。
私も10年程前は花粉症に悩まされていました。施術中に下を向こうものならスッーと鼻水が垂れてくるではないですか!マスクだけでは収まらず鼻栓をして対処していたことを思い出します。しかし今では花粉症の症状は全くありません。ある方法で克服しました。それは。。。後ほどお伝えいたします😁
〜根本原因を知る
私の施術経験上、花粉症だと言う方の大半は真の花粉症でないのです。こんなに症状が出ているのに?と思うかもしれませんが、原因が他にあることがほとんどです。他の原因、つまり根本原因ですが、菌・ウイルスといった感染や化学物質・重金属などの毒素の蓄積、湿度・温度といった自然環境による影響で症状が出ていることが多いです。スギやヒノキ、ブタクサなどの花粉に反応する正真正銘の花粉症の方もいます。花粉アレルギーです。
目・鼻・のどに長年住んでいる微生物や蓄積した毒素を何としてでも出したい!と体の浄化作用が高まり鼻水や涙、痰となってそれらを処理しようとします。そうは言っても鼻水が垂れてくるのは困る!とそれを止めにかかってしまう心理が働くのも良くわかります。特に人前でそんな姿をみせる訳にはいかない!と薬で抑えてしまったりしていませんか?時には薬の力も必要ですが、「なぜ花粉症なんだろう?」と一度その根本原因を見つめてみることって大事だと思うのです。
〜春は「出る」時期
春先から春にかけてスギ花粉の影響で花粉症だぁ〜となりますよね。ですから症状が酷い方は、事前に冬の間から薬を飲んで対策されているとも聞きます。春ってどんな季節ですか?日差しが暖かくなりポカポカ陽気。新芽が出始め、冬眠から目覚めて外に出てきます。気温が上がり寒さから少しずつ解放されて体が緩み、冬場に溜めた物や疲れが出てきます。春は「出る」時期なのです。
鼻水や涙、痰を出して冬に溜めたものを出して春の季節に合う体へと移行させていきます。その時に長年積もり積もったものまで出そうとすることもあります。季節に便乗して今のうちに出してしまおう!という感じです。出したいとなっているのですから出してあげた方がその後が楽です。止めようとすればするほど体に負担がかかっていくことは想像できると思います。
〜蓄積物が多い人ほど出そうとする
前述したように、微生物や毒素が長年蓄積し、それが上手く出せない人がいます。日々排泄されるように体は働くのですが、体調や環境によっては上手く出せず体内に留まることもあります。ゴミ箱がいっぱいになっているところに大量のゴミを捨てようとしたらゴミ箱から溢れます。体内に花粉や大気汚染物質がさらに入ってくるとなったら体はこれ以上は無理💦となります。早い段階で入らないようにしなくては!となりますから体内への入り口である鼻や口・目が一生懸命働くわけです。
花粉症と仰る方の施術をする際は、「根本原因を取り除く」「トレーニングをする」の2本柱で行なっていきます。私自身もこれで克服しました👍 正真正銘の花粉アレルギーからくる花粉症に対しては別のアプローチをして改善へと導いています😊
症状から体の訴えに耳を傾ける、季節と体の関係を知る。鼻水や目の痒みといった現象にだけ目が行きがちですが、その原因を紐解いていくと意外なところに、自分の歴史を知る機会が眠っていたりするのでとても興味深いです😌
花粉症でお悩みの方はお気軽にご相談ください。