体の状態と睡眠の関係について~体が弛むと眠ることができる
みなさん、こんにちは!JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。
睡眠シリーズも第4弾になりました。今日は「体の状態と睡眠」についてお話します。
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みなさんは、寝る前の体の状態について考えたことはありますか?
例えば、眠くなるのはどんな時ですか?お腹がいっぱいになった時、ソファーでテレビを見ている時、車や電車に揺られている時、お風呂上がりから少し経った時、スポーツの後などいろいろなシチュエーションが考えられます。逆を考えてみましょう。眠れないときはどんな時でしょうか?一言で言えば、緊張している時ですよね。私たちの体は、睡眠を誘う状態というのがあるのです。
「寝ようと決めて床に就く」「うっかり寝落ち」 どちらが良い?
夜、時間になったら床に就くわけですが、すぐに眠れる人となかなか寝付けない人がいます。この差ってなんなのでしょう?「寝ようと決めて床に就く」「うっかり寝落ち」ですとどちらが良い睡眠か。うっかり寝落ちした時って、いつのまにか寝ていて、短時間なのにスッキリした経験はありませんか?
私はたまにソファーで寝落ちしてしまい、朝までそのままだったなんてことがあります。その時の睡眠パターンをウェアラブルウォッチのデータで見ると、結構深い睡眠時間が多いのです。体勢としてはあまり良くないのですが、スッキリ目覚めます。これは体の弛みと関係しているのです。
体が弛むから眠ることができる
子供たちの睡眠を見ていると、いつの間にか寝ています。さっきまで元気に起きていたのに、3秒後には寝ていたり。すぐに眠れる方がいらっしゃいますよね。羨ましいくらいあっという間に寝ている。本来の睡眠はこうなんです。体が弛んで寝るんです。弛むから眠くなるんです。寝落ちはその状態になるので、気付いたら寝ていたということになります。しかし、多くの方は「寝て弛む」になっています。寝るから弛むのではないの?と思われますが、実は緊張した状態から睡眠に入ろうとしているのです。
これですと、なかなか眠れないという入眠トラブルを引き起こしやすい。また緊張状態からスタートなので、睡眠の深さの時間が少なくなったりします。そうなると寝起きが悪かったり、疲れが取れにくい、悪い夢を見るといったことに繋がります。寝起きが良くないと何となく1日損した気分になりますよね。
体を弛めるために寝る前に体を捻るストレッチを
弛まない人の多くに背骨の動きの硬さが見られます。背骨は24個の椎骨の集まりですので、しなやかに動くことが大切です。そこが硬いと背中の筋肉が凝ったり張ったりしているので、体は弛みづらいです。寝る前に体を捻るストレッチをしてみましょう。寝た状態で片方の脚を反対側に持っていき、腰をツイストさせる感じです。ポイントは無理に伸ばそうとしない!なんとなく伸びてるな〜 気持ちいいな〜程度で10〜20秒維持してください。背中がホワーと温かくなったら終了です。
普段からガチガチで弛みづらい方は、施術すると早いです。施術中に寝てしまう方も多く、その日の晩は起きていられないくらい眠くなって布団に入ったというご報告も多数あります。弛まない体の原因に直接アプローチするので、睡眠パターンに変化がすぐに出ます。
心身共に疲労度が高く睡眠トラブルを訴える方が多いです
今年は、毎日コロナウィルスのことを考慮しなければならないため、心身共に疲労度が高いです。緊張状態が長く続いているので睡眠トラブルを訴える方がたくさんいます。良い睡眠が取れているかどうかは患者さんの『ある場所』を見て・触れると確認できます。これはみなさんでもチェックできる場所です。それは…次回お話しいたしますね。
ぐっすり眠りたい!良い睡眠にしたい!など睡眠トラブルでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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