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バドミントン女子選手のお悩み解消~眼球を動かす筋肉を調整しパフォーマンスUP

みなさん、こんにちは!JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。

今日はスポーツ競技におけるパフォーマンス改善についてお話します。

今回のご相談内容は、「バドミントンの構えからシャトルを打つ動作への移行の時に、体が伸び上がってしまい、的確に打ち返せない」というお悩みです。

彼女はアマチュアとして全国大会に出場するほどの実力の持ち主。50代ではありますが、かなり運動能力が高く練習熱心です。試合に勝つべく、練習の際に毎回課題を設け、その克服のために動作分析をしっかり行なっています。

「シャトルが高い位置に来る時に、腰を落とした姿勢で対応できず、体が伸び上がってしまって…」とある一定の高さ以上でのパフォーマンスの改善に苦戦している様子が言葉からもうかがえます。

繰り返し丁寧に動作を分析し、一つ一つ正確に精度を上げて練習すればいずれは克服するのですが、思ったように結果が出ず、もどかしい気持ちになることがあります。

彼女のモヤモヤを解消するために、その原因を調べてみました。

〜目が大きく関与していた!

実際にその動作をしてもらったところ、目の動きに問題がありました。眼球が上方を向く時に、その動きに制限がかかっていたのです。

そこで上にある目標物を見ながらどの位置まで視認できるかチェックすると、対象物からかなり離れた位置で上方の視界から対象物が消えることが判明しました。

どうやら上方への眼球運動を行う上直筋に抑制がかかっているようです。その原因を調べると鼻に問題があるとわかりました。鼻粘膜が弱く、その影響が目にいっていたのです。

施術をしてチェックすると、対象物との距離が縮まりました!眼球の上方へ可動範囲が上がったことを意味します。それでもまだ上がる余地はありそうです。

〜ピント調節にも難あり

今度は眼球の位置を変えずに上方の対象物がどの位置まで見えるか調べてみたところ、早い段階で見えづらくなることがわかりました。どうもピントが合わせづらいようです。

ピント調節は毛様体筋という瞳の中にある筋肉が水晶体を動かすことで行われます。彼女の場合、その機能が少し落ちていたためにピントを合わせるのに時間を要するのでした。

速いスピードで飛んでくるシャトルに瞬時にピントが合わないのであれば、自分の位置を変えてその一旦を担うことになるので体が伸び上がりやすいことにも繋がります。

毛様体筋の機能改善をしたところ、さらに上方への視野が上がり、体を伸び上がらせなくても捉えられるようになりました!

〜眼の動きに癖

他に問題はないかさらに細かく見ていくと、出てきました。上方の対象物を捉える瞬間にいったん眼球が下がる癖がありました。

つまり、上方からシャトルに視点を合わせる瞬間にほんのわずかに眼球が下がり、瞬間的にシャトルを見逃すことになります。わずかに眼球が下がる分も伸び上がりで対応していてプレーをしていたのですね。

今度は眼球を下方へ動かす下直筋にトラブルがありそれを修正しました。

すると、眼球が一瞬下がる癖はなくなり上方の対象物から視線が離れず動けるようになりました。

〜パフォーマンスが変わった!

後日、バトミントンの練習での結果を報告してもらいました。伸び上がる動作は入ることなく、体制を維持した状態で思ったところに打ち返せるようになったと喜んでおられました。

プロ・アマチュアを問わずスポーツ選手を診る機会は多いです。スポーツにおいて筋肉の状態や使い方、重心や運動軸、持久力や瞬発力など総合的な能力がパフォーマンスをあげる要素となります。

筋肉のボリュームや柔軟性、関節運動などに目が行きがちですが、眼球といった感覚器の機能も重要になってきます。

施術する側も視野を広げてクライアントの要望にどう応えるか考えていくための良い機会をいただきました。

日々みなさんから学ぶことばかりですし、みなさんによって成長させていただいていると改めて感謝の気持ちを抱きました。

ありがとうございます☺️

スポーツパフォーマンスを上げて結果を出したいという方はお気軽にご相談ください。

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