ぎっくり腰になった30代女性〜原因は脊髄にあり!
みなさん、こんにちは!JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。
昨日、ぎっくり腰になってしまった販売員の女性がいらっしゃいました。
3日前に重い植木鉢を動かした時に、腰にビキッ💥ときて、それ以降痛みで前屈みがしづらくなり、寝返りを打つにも痛みを伴うとのことまたお腹に力が入りにくくなっていることから、専門家の手に委ねるしかない!と彼女が訪れました。
先月、不覚にも私も久々の腰痛を経験して同じような状態になったので、痛みとお気持ちがよくよくわかります😣
前屈をしてもらうと、普段は床にらくらく手が着くのですが、60°程度で腰に痛みが出て、背骨が丸まらない状態でした。
受傷して3日目ですからまだ痛みは強いかと思われます。ご自身の体の状態をよく分析されていて、痛みの変化や動作の可否などを詳しくご説明頂きました。
ひと通りお話を聞き、検査したところで原因の解明です。
〜神経系に問題があった!
現在の痛みの原因を探るのはもちろんですが、何故ぎっくり腰に至ったのか?を診ていくと回復を加速化させます(私の経験上の話です)。
コロナ禍中の自粛生活で運動不足になっていたため、普段から運動習慣のある彼女の体はなまってしまいました。本人も自覚ありです。
その影響が神経系、特に脊髄に血液循環のトラブルとして出たのです。しかも腰部の筋肉に関わる部位だったため、重い植木鉢を持ち上げる際に腰の筋肉の働きが一瞬遅れて痛める結果となりました。
〜現在の痛みにアプローチする
今の痛みの原因となっているのは、腰椎5番と仙骨の疲れ。これは感覚的なことなのですが、痛めた場所に関連する骨に負担が生じて疲れとして現れることがあります。
そうなると体重を支える仕組みにトラブルが生じて筋肉にも負担がかかり、動きに制限をかけて、その結果痛みが出たりします。体をよく観察していると、実によくできた仕組みだと実感します。全ては自分の体を守り回復に向かわせる、つまり生きるための働きなのです。
ですから、痛みが出るとどうしても悪く捉えてしまいがち。しかし痛みは敵ではありません。私たちに「治したいよ〜」「いま治している最中だからね」というメッセージを送っている訳です。
〜施術を始めると!
反応の良い方はいらっしゃいまして、彼女は触れてまもなくお腹に力が入る感覚が戻ってきた!と仰いました。
脊髄の血液循環を回復させ骨の疲れを取りましたら、寝返りの痛みがなくなりスムーズに動けるようになったこと。そしてもう一度前屈をしてもらうと、90°過ぎた辺りで痛みが出てきたので、“ああやってこうやって”と運動機能を回復させるとほぼ痛みなく動作ができるようになりました。
安心して頂けたようで、笑顔を浮かべる様子に嬉しい気持ちになりました☺️
〜自粛生活による代償
約2ヵ月あまり自粛生活をしたことで、自分では気付かないレベルの体の機能低下や免疫低下が生じています。肩こりや腰痛を感じる、お腹が出てきた、息切れしやすい、めまいがする、発熱したなど表面化している症状の陰に真の問題が隠れていることがあります。患者さんを見ていてそう強く感じます。
今こそ自分では感じていない隠れた不調を取り除き、免疫力を上げておくことが重要です。予防という観点に立ち、これからを健康的に過ごすためにも今一度ご自身の体の声に耳を傾ける時期かもしれませんね😌
ぎっくり腰や腰痛でお悩みの方、隠れた不調を知りたい方はお気軽にご相談ください。