急性腰痛になった40代男性〜原因は寝不足と大腸のトラブル
みなさん、こんにちは!JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。
突然左腰の付け根が痛み出し、動作に支障がある男性への施術をご紹介します。
緊急事態宣言が発令されて以降、生活パターンが激変して、リズムを乱されている方も多いのでは。明らかに運動量は減り、食事や睡眠のパターンも変わり、不調が出てきたり、太り出したりと変化を余儀なくされているお声をよく耳にします。
彼も、今までのリズムとは大きく変わったため、その中でどう健康維持をしていかを常に考えながら日々活動していました。
それが、ある日突然、腰痛に見舞われたのです。起き上がり、立ち上がりの時に左腰の付け根にグキっと痛みが走り、少しの間体を真っ直ぐに出来ない状態が続きます。 しばらく活動していると姿勢も良くなり、また午前中よりも午後の方が痛みは和らぐという症状パターンです。 また、左下腹部が重く疼くような感じもあるそうです。
心当たりを聞くと、重い物を持ったとか、ひねったとか、それと言って原因は見当たらず…動作確認をしたところ、体を起こす動きに困難さが見られ、左下腹部が力ない感じに見て取れます。
動く度に、痛たたたぁ〜😣と声を漏らすくらいですから、しんどさがひしひしと伝わってきます。いったい原因は何なのか? 調べてみました。
体内リズムが乱れている
どうも視床下部に問題があるようです。視床下部は生命活動をする上でとてもとても重要な部分です。代謝、血圧、食餌、ホルモン、神経伝達など、 生きるために必要なことを司令塔のような役割をしています。
その中に、概日リズム(サーカディアンリズム)と言って、24時間の活動周期をコントロールする部分があります。体内時計や生物時計と言ったりします。
彼はここ数日、極端に睡眠不足でした。 やるべき事が多く、睡眠を削る日が数日続いていたそうです。となると、このリズムが乱れてきていてもおかしくはないことがわかります。
これだけが腰痛の引き金になったのか?
さらに調べを進めると、やはりそれだけではなかったのです。大腸にトラブル発生です!
S状結腸内に不要物(おそらく化学物質)がうまく排泄されずに残留しているようです。お腹の調子を尋ねると、 腰痛になる前の日から、何となく便の出方と質がイマイチだったと言います。つまりこういうことです。
大前提に睡眠不足があり、体内時計が乱れた
↓
体内の活動に不具合が生じて疲労が蓄積
↓
それでも睡眠が少ないため、疲労状態
↓
そこに、体に負担の大きい物質を食事で摂取
↓
エネルギー消費の大きい消化活動に負担
↓
不要物の排泄がうまくいかない
↓
S状結腸(下腹部左にある)が悲鳴
↓
それと関連する神経を介して腰痛
こんな図式です。私たちの生命活動において、 消費エネルギーがとても大きいものが2つあります。
消化と生殖
です。
睡眠不足で活動エネルギーが下がっており、 そこに消化に負担のかかる食べ物が入ってきて、普段ならしっかり出せるところも、 活動力が落ちた大腸ではうまく排泄できず、 困った困った😞ということを 神経という伝達システムを使って
腰を痛くして気づかせよう‼️とした訳です。
排泄を促すために調整しました
優しい手技で体内リズムを整えるようにして 大腸に活動エネルギーがまわるように調整しました。施術後は、痛みも和らぎ、芯に鈍痛を残すものの真っ直ぐ立てるようになり、左下腹部の違和感もなくなりました。
おそらく、睡眠を十分取り、排泄がしっかり行われて体がきれいになれば痛みは引くでしょうとお伝えしました。
実は…
今回の内容は、お恥ずかしながら私自身のことです😅。数年ぶりの腰痛でした💦。
1人で悩まず聞いてください😌
コロナ禍で生活リズムは大きく変わりました。当然それに伴い体内リズムも変化してきます。調子を取り戻し元気になる方もいれば、 積年の疲れが露呈して調子を崩す方もいます。そんな時こそ自分の体と向き合う絶好の機会です。
なんでこんなに痛いのだろう?なんでこんなにだるいのだろう?
などなど、ご自身の中にある健康への疑問があればお気軽にメールをください。
自分では気づかないところにある原因を一緒に探し出すお手伝いをいたしますので☺️。
腰痛でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。