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10年来の腰痛に悩む50代男性〜腰・仙骨部の神経機能改善と筋の使い方を再教育

みなさん、こんにちは!JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。

長〜い長い間、腰痛で苦しむカメラマン(50代男性)のお話をします。

10年前から腰痛になり、それ以降、座っていても痛い、立っても痛い、動いても痛いという痛みをずっと感じ続けて生活をしていると仰います。カメラマンという仕事柄、重い機材を担いだまま忙しく動くこともあり、腰には大きな負担がかかります。

ここまでくると腰痛が当たり前の日常となり大変苦痛です。お話を聞いている間も、お辛そうな表情をしておりました。実際に動いてもらうと、立ち上がり、腰の曲げ伸ばしで痛みがあり、靴下を履く動作も困難でした。

10年も続く腰痛ですと、内科的な原因や整形外科的な原因があるかもしれないので、一度病院での診察をおすすめします。またここまで長引くとなると職業性因子や心理社会的因子も疑われます。

(※日本腰痛学会刊行されている、『腰痛診療ガイドライン2019』を参考になされると腰痛への理解が深まりますよ。)

関連サイト:腰痛診療ガイドライン2019(改訂第2版)

しかし、それが原因なのでしょうか? 早速調べてみました。

原因は腰と仙骨部の神経トラブル!

まず最初にわかったことは、以前にもご紹介した骨盤の誤認識。これがあると姿勢維持をするのが困難になります。一見普通に見えますが、簡単な検査ですぐにわかります。骨盤の誤認識については下記ブログをご参照くださいね↓↓↓

関連記事:坐骨神経痛にお悩みの40代男性~骨盤の誤認識修正と神経機能を改善

さらに調べていくと、第5腰神経と第4仙骨神経に古い感染(約15年前)の影響が出てきました。昔に大風邪をひいた!ひどい感染症を患った!などの経験があるとそのダメージが残っていたりします。そうなると、腰神経や仙骨神経の機能は低下し、それらが支配する筋肉にも影響が及びます。そのダメージがあり続けた結果、10年もの間、腰痛となっていたのです。

整形外科的でもあり、内科的でもありましたが、結局のところ、神経の免疫システムが上手く働いていなかったのです。

手技による施術で神経機能調整&筋の再教育

手技により神経機能を上げて回復を促し、腰部・腹部の筋の正しい使い方を再教育して施術は終了です。動いてもらうと、

「だいぶ良くなりました!何もしないでも痛かったのに、全くありません!」

こわばっていた表情が緩み、優しいお顔になっていました。相当辛かったのでしょう。

1週間後に再度お越し頂いて…

「痛みがほぼなくなりました。前屈みの時に少し痛みがあるだけです。」

大腸と膀胱に積年の疲れが残っているとわかり、それを施術したら痛みが全くなくなりました。しつこい腰痛や繰り返す腰痛の場合、その部分に原因がない事が多々あります。

「病院に行ったけど骨や関節に異常がないと言われた方でも、腰痛は続いているんです。」

とお聞きすることもよくあります。お一人で悩むのではなく、ご相談いただければお力になれることもございます。腰痛とおさらばしたいものですね。

慢性腰痛、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛といった腰・骨盤周囲のトラブルでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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