突然の膝の痛みで歩けなった70代女性~腹部の血流と神経の通りを改善し痛みを解消
みなさんこんにちは!
6月に入ってから、このところ寒暖の差が激しくなっていますね。体が痛い、腰がつらい、膝が痛いなど、不調をきたして来院される患者さんが増えています。
前日から急に膝が痛くなり歩けないという70代女性の方が、タクシーを使って来所されました。今回はこの方の膝痛の原因や施術方法についてご紹介いたします。
「先生!右膝の裏の外側が痛くて痛くて…脚をつくのも痛い…」
突然痛みで歩けなくなると当然不安になります。何とかして欲しい思いがひしひしと伝わってきます。
原因は腹部の静脈の冷えにあり
梅雨時期ですと寒暖差もあり、とかく冷えがちになります。また冷房の影響で知らず知らずに体の芯まで冷やされていることもあります。
「お風呂に入った後は楽になるのだけれど、またすぐに痛くなっちゃう」
なぜ?という患者さんの思いが募るばかりですが、身体を調べてみると、腹部の静脈が冷えていることで、右腰の神経に影響し、大腿後面の筋肉に負担がかかり、日常動作でその筋肉の腱を痛めたということがわかりました。これは痛いです。
体としては動かさないで!というサインを出した訳で、身体が歩けなくさせるのは当然になります。
数分の施術で解決
優しい手技により、まず腹部の血流を促進し神経の通りを良くします。ただしこの際、患部を押すあるいはマッサージをするといったことはせず、電気治療器具など使用しません。痛みがなくなったと笑顔を取り戻し、帰りは普通に歩いてお帰りになられました。この笑顔を見ると幸せな気持ちになります。
症状によっては、今回のようにつらい痛みが数分で解決する場合もありますので、膝の痛みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。