四十肩で腕が上げづらい40代女性~痛みの原因は左脇の下の神経と血管のトラブル
みなさん、こんにちは!JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。
つら~い肩の痛み「四十肩」にお悩みの女性についてお話します。
彼女は昨年末に急に左肩が痛くなり、手を上げるのも困難で、激痛で仕方ない状態でした。その後も日常生活で動かず度に強い痛みを感じ、痛みで夜も眠れず心身共に疲れ切ってしまったのです。
それから整形外科や治療院でリハビリに励み、ご自身でも毎日エクササイズをして9ヶ月経った今では日常生活上ほぼ問題ないくらいまで回復したのです。素晴らしい努力だと感心いたします。
しかし、あともう少しのところでうまく上がらず、肩から腕にかけて痛みが残っています。最後の20°~30°位で痛みを残す方はとても多く、まぁいいか〜と放置してしまう方も多くいらっしゃいます。そうなるといつまでも痛みが取れない状態に陥る傾向にあります。
彼女の肩の痛みの原因を調べてみました。
左脇の下の神経と血管のトラブルが周辺の靭帯に影響
まず肩関節を構成する靭帯が硬くなっています。あらぬ方向へ行かないようにバントの役割をする靭帯の硬化は関節の可動範囲に大きく影響します。四十肩や五十肩の方はここが特に硬くなっていて、上げる時に強い痛みが出ます。
そこを硬くしている原因を調べると、腋の下の血管と神経に菌の影響を受けている可能性があると出ました。そこの免疫が低下していて、本来なら十分対処できる状態なのですが、機能低下があったりすると菌もここぞとばかりにたたずんでしまいます。結果、神経や血管の機能が下がり、近くの靭帯にも影響して肩の痛みを出していたのです。
脇の下の神経と血管の機能を上げる
触れる程度の優しい手技で免疫機能を上げて、脇の下の神経の機能を上げる調整をして施術を終えました。もう一度左腕を上げてもらうと、わずかに角度の低下は残すものの、すんなりと真っ直ぐに上に腕が上がるようになりました。
「わぁ!上がった!」
わずかでも可動範囲が上がると嬉しいです。 本人が感覚として一番良くわかりますから。
四十肩、五十肩、脱臼・骨折といった外傷後の肩関節のトラブルでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。