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靴を脱ぐ動作がきっかけでギックリ腰に(20代女性)〜原因は仙骨に付着する筋肉の傷

みなさん、こんにちは!JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。今回は、靴を脱ごうとしてギックリ腰になってしまった女性の症例をご紹介いたします。

靴を履く時、脱ぐ時、顔を洗う時、棚の物を取ろうとした時など、何気ない動作でギックリ腰になる方がよくいらっしゃいます。なんでこれだけ動作で?と思われるでしょうが、日常生活の中にギックリ腰になるきっかけは潜んでおります。

痛みで日常生活動作が困難になりとても辛そうなご様子

彼女は靴を脱ごうした瞬間に、骨盤辺りにグキッ!とした感じがあり、その後痛みが増してきて動くことも難しい状態となり、受傷後1日経って来院されました。

歩くのも痛い!寝るのも痛い!寝ていても痛い!少し動けば痛い!とにかく痛いとのことです。とても辛そうなご様子で、どうすれば良いのか困惑したご様子です。

検査のために立ち上がってもらうにも痛みに耐えながら恐る恐るといった感じです。検査のため、どの程度動けるか、前屈みや反らすことをしてもらいましたが、通常の半分以下ですから日常生活動作は困難です。私も経験があるので辛さはよくわかります。

原因は仙骨に付着する筋肉の傷

詳しく調べると仙骨に付着する背中の筋肉にキズが入っていることがわかりました。そこを触ってみると腫れていて痛がります。

痛みの原因は筋肉のキズとわかりましたが、なぜギックリ腰になったのか?が気になるところです。さらに詳しく調べると、S状結腸と子宮に機能低下、つまり疲れた状態がありました。

骨盤内の内臓に疲れがあると、下腹部に力が入りづらくなります。何気ない動作でも体を安定させるために様々な筋肉が短時間で収縮してバランスを取り、効率良く体が使えるように調整してくれているのです。

今回のように内臓疲労があり、下腹部に力が入らない瞬間があると、他の筋肉に過大な負荷がかかり痛めてしまうのです。

筋バランスを整える施術

先ずは内臓機能を上げる手技を行いました。 続けて筋肉の協調性を出す軽い運動をして施術は終了です。

もう一度立ち上がってもらいました。不安なご様子でしたが、ほぼ痛みなく立ち上がり、前屈みや反らす動作もスムーズになりました。靴下を履く動作もできる!と言って喜んでおられました。

翌日も来院して頂いきチェックしました。全ての動作が痛みなくスムーズにできるようになっていました。

痛みから解放された時の笑顔を見ると心温まります。ギックリ腰の方、内臓疲労を感じる方はお気軽にご相談ください。

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