四十肩・五十肩に効果的なアイロン体操を紹介します
皆さんこんにちは。
寒さが厳しく肩を中心に体中が固まっている人が多くみられますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は四十肩・五十肩のリハビリについてのお話です。
このリハビリは四十肩・五十肩になってしまってから行うものになります。
まずは四十肩・五十肩についての簡単な説明です。
四十肩・五十肩とは、一定の一に達すると肩が激痛で動かなくなる特に髪を結んだりブラジャーのホックを止めることができなくなります。
はっきりとしか原因は解明されていませんが、肩をあまり動かさないという方の方がよく動かす方に比べて多いことから、肩周辺の血行不良と言われている説もあります。
当院での施術としては、まずは炎症をひかせることを第一としています。
炎症が引いて来たら、肩回りの血行や神経の流れを回復させ、肩関節の動きをよくするための施術を行っていきます。
今回は運動療法で行うアイロン体操というものを紹介します。
① お尻の高さくらいのテーブルなどに痛くない方の手をつき、前かがみみなります。
前かがみの角度は肩が痛くない程度にしましょう。
② 痛みのある方の手をプラプラと揺らします。
前後・左右・円を描くように揺らしていきましょう。
この体操は筋トレではなく肩の動きをよくするための運動療法ですので、力を入れて振る必要はありません。
肩や腕の力を抜いて、腕が勝手に揺れてしまうぐらいの感覚で行っていきます。
③ 痛みなくスムーズに動かせるようになってきたら少しずつ前かがみの角度を深くしていきましょう。
また痛みのある方の手でおもりを持ちながら行うのもいいでしょう。
重さは500mlのペットボトルで十分です。
お風呂上りなど体が温まっているときに行うとより効果的です。
この動きは緩やかな痛みの場合は問題ないですが、鋭い痛みが出る場合は無理はしないでください。
四十肩・五十肩の場合、経過によって症状が異なってきますので、肩に痛みを感じる際は一度ご相談ください。