ゴルフで肩が痛い!フォームの改善とセルフケア
みなさんこんにちは。12月に入りクリスマスムード一色です。皆さんいかがお過ごしでしょうか。今日は前回に引き続きゴルフについてのお話です。
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今回はゴルフで右肩を痛めた方をご紹介します。来院時の状況は以下の通りです。
来院時の状況・問診内容
- 2か月前くらいからゴルフの練習後に左肩の肩甲骨の内側が痛くなるようになった
- マッサージなどでほぐしてもらうと楽になるが、ゴルフをすると再発する
- 右利き
- ゴルフは月に2回程度
- ゴルフ歴4年
- 普段はパソコン作業が多い
- もともと体が硬い
- 立った時の姿勢で左肩が下がっている
またスイングフォームの確認をすると、腰の動きが悪い印象を受けました。この方の場合は座っている時間が長かったり、ストレッチ不足で股関節が硬くなり、腰の動きの悪さを肩が代償していることが原因と考えられます。ゴルフのスイングを細かく分けると以下のようになります。
ゴルフスイングについて
① テイクバック
スタート位置から勢いをつけるために振りかぶるところです。右打ちの場合、左の肩甲骨につく筋肉が徐々に引き延ばされます。
② トップ→インパクト
トップとは振りかぶって手が一番高くなるタイミングです。そこから勢いをつけて一気にボールに向かってクラブを振っていきます。肩の筋肉としては伸びきったところから一気に収縮するタイミングですので、かなりのストレスとなります。
③ インパクト→フォロー
ボールがクラブにあたってから最後まで振り切るところです。肩甲骨の筋肉は収縮を続けています。ゴルフでの肩の痛みは②のタイミングで起こることが多いと言われています。
正しいフォームでスイングをしていればこのようなことは起こりにくいですが、左右の股関節や肩関節の柔軟性に差があったり、体幹の筋肉が足りず背中の筋肉で無理やり肩を引っ張り上げたりした結果肩甲骨周辺に痛みが出てしまうことがあります。
具体的な施術方法とセルフケア
今回の方は背中をほぐし、股関節の動きを広げるようアプローチをしました。施術後は痛みもなくスイングの際振りやすくなったとのことでした。セルフケアとしては体幹を鍛えつつ股関節を大きく回すようにし固まってしまわないよう指導しました。
今回のように肩の痛みがなかなか取れないという場合、ほかの場所が原因かもしれません。お気軽にご相談ください。