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姿勢が悪く腰に違和感を抱える小学2年生~脳の誤認識と腹圧を上げられない問題を解消

みなさん、こんにちは!JR渋谷駅徒歩5分「こりと痛みと不調の研究所」所長のケイです。

今回は姿勢が悪い状態で、腰に違和感を抱える小学生2年生の施術例です。

「うちの子、姿勢が悪くて… 注意してもすぐに猫背になってしまうのです…」

こう親御さんからお聞きする機会がよくあります。子供の頃から姿勢が悪いなど問題があると、後々病気や症状の原因になるのでは?と心配なさるのはよくわかります。勉強する、本を読む、テレビを見る、スマホを見るといった座った姿勢の時に背中がかなり丸くなっている訳です。

背筋を伸ばしなさい!と子供の頃、親や先生によく言われたものです。姿勢の良し悪しで健康的に見えたり、元気なく見えたりと印象が大きく変わりますから、親としては綺麗な良い姿勢で成長してもらいたいと思いますよね。

今回の小学生ですが、腰を反らすと腰の付け根に違和感があり、姿勢も悪くなりがちという主訴でした。立った姿勢を確認すると、なんとなく軸が安定していない感じでお腹を前に出して少し反り気味で立っているのです。

これだと腰に負担がかかるのもわかるな〜といったところ。何がそうさせているのでしょうか?

脳の誤認識を修正する施術で正しい状態に

年齢に関係なく脳の誤認識はあります。自分の体の位置を間違えて捉えていたり、 重力に対して間違った方向に重力を感じていたりといくつかの要因があるのです。

この子にもこの誤認識があり、体の軸がおかしなことになっていたのです。一見何でもないように見えますが、いくつか検査をするとはっきり出てきます(体験なされるとわかります)。まず脳の誤認識を修正する施術を行い、正しい状態に戻しました。それだけで軸はしっかりします。検査もクリアしたのでさらに原因を調べました。

腹圧の問題を解消

お腹が出ていると書きましたが、これはお腹に力が入っていない状態です。つまり腹筋がとても弱かったのです。そこで、お腹を凹ませてもらいました。すると中心軸がきれいに整い、姿勢が良くなります。つまり腹圧が上げられない状態なのでした。

私たちの体は、腹圧を上げることで背骨が安定し、良い姿勢を維持できるようになっています。

不良姿勢が続く

腹筋力が落ちる

腹圧が上がらない

不良姿勢になる

このように悪循環に陥ると腰の筋肉への負担が増してきて、腰痛へとつながります。このパターンの方が実に多いです。みなさんも容易に想像がつくことでしょう。お腹に力が入りやすくするための手技を行い、腹圧を上げるトレーニング方法を宿題にして、1ヶ月後にチェックをしに来ると約束して施術を終えました。

生活習慣がその方の姿勢に大きく影響します

正直に伝えますと、腰の違和感は残したままです。トレーニングを続けられれば1ヶ月後にはその症状もなくなると見ています。施術で一時的に良い姿勢にすることは簡単なのですが、持続性を持たせるには本人の日々の意識と努力が必要です。

大人も子供も関係なく、生活習慣がその方の姿勢に大きく影響します。姿勢が良い方を見ると、健康的!素敵!美しい!といった好印象を持たれます。その姿に勢い、生命エネルギーの強さを感じます。

たまには意識してお腹に力を入れてみてください。それだけでも元気が出ますよ!

姿勢が悪い、猫背、腰痛、元気が出ないなどでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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