今が旬!夏野菜の栄養と効能~旬のものを食べて元気に
皆さんこんにちは。
先日の暑さに比べれは今日は比較的涼しく感じますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は今が旬の食べ物をいくつかピックアップして健康への効果を紹介します。
今回は野菜から
① なす
なすの紫色の色素であるポリフェノールの一種でナスニンというものが多く含まれています。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、ガンや生活習慣病のもとになる活性酸素を抑える働きがあります。
さらにコレステロールの吸収を抑える働きもあります。
またなすには体を冷やす効果があります。
昔の言葉で秋なすは嫁に食わすなという言葉がありますよね。
これはおいしいなすを嫁に食べさせるのはもったいないという説もありますが、なすを食べ過ぎて体を冷やしてしまったら大変だという説もあるのです。
ですので、なすの食べ過ぎは注意ですね。
②トウモロコシ
トウモロコシは海外では主食にもなっているので炭水化物が豊富に含まれています。
また、不飽和脂肪酸(リノール酸・オレイン酸)も入っています。
不飽和脂肪酸は善玉コレステロールを増やして悪玉コレステロールを減らす働きがあり、動脈硬化の予防や改善に効果があります。
リノール酸は生体の細胞膜の生成を助ける働きがあるので、この時期の日焼け後のケアに役立っていきます。
さらにトウモロコシにはビタミンB群も含まれています。
ビタミンB1は炭水化物の代謝と深くかかわっています。
乳酸を分解してエネルギー代謝を助け、神経や筋肉の機能を正常に保つ働きをもっています。
ビタミンB2は脂質の代謝と深くかかわっています。
様々な抗体の生産に関わり正常な発育を促します、動脈硬化を抑える働きがあります。
また体内の粘膜を正常な状態に保ち、皮膚や髪などの再生を助けます。
ビタミンB はエネルギー代謝にかかわるため、暑い夏を乗りきるためのエネルギー補給を助ける大切な働きを担っています。
旬の食べ物には旬なりの理由があります。
旬のものを食べて元気に夏を乗り切りましょう!