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骨盤の歪み~歪むのは骨ではなく関節です

寒暖の差が激しい日が続きますが、皆さん体調はいかがでしょうか?

先日、「骨盤はゆがまないと聞いたのですが・・・。」という質問を頂きましたので、
その返答をこちらでしていきたいと思います。

単刀直入にお答えすると「骨はゆがみません」となります。
これでは言葉が不十分なので、しっかり説明します。

まず骨盤とは「仙骨」「寛骨」「尾骨」からなる腰と脚を繋ぐ骨の集まりです。
「仙骨」・・・腰の骨(腰椎)の下にあり、骨盤の後ろで中心の骨
「寛骨」・・・下記の3種類の骨で構成され、成長する事で癒合する左右一対の骨
腸骨:手を腰に当てて左右で触れる事が出来る骨
恥骨:へそから下に触っていくと触れる事が出来る骨
坐骨:左右のお尻の下で座った際にあたる事がある骨

「尾骨」・・・仙骨の下にあり、俗にしっぽのなごりと言われる骨

次に骨盤に関する関節面について説明します。
骨盤との関節は「腰仙関節(腰椎~仙骨)」「股関節(寛骨~大腿骨)」で
骨盤内の関節は「仙腸関節(仙骨~腸骨)」があります。

上記の関節面の偏りが骨盤の歪みに関係します。
原因としては、足を組むや椅子に半分だけお尻を載せて反対側の脚でいつでも立てる体制にいるなどがあります。
(原因や症状、チェックなどはコチラを参照してください)
そして、筋肉が骨盤を片方だけ強く引っ張ったり、関節の可動域が減少する事で悪影響が出ます。

以上の内容をまとめますと、
「歪むのは骨ではなく、関節であり、周りの筋肉や関節の使い方が原因となる」
ということです。

気になる方は股関節や仙腸関節の動きに左右差が無いか確認してください。
※仙腸関節の確認は仰向けに寝てから膝を立てて左右に倒し、床に付きにくいやお尻が浮きやすい方は
関節の可動域が低いとなります。

また、現在は1周年記念キャンペーン期間中なので、この機会に骨盤の左右差を無くしてみてはいかがでしょうか?
期間は2月末日の残り1週間となっており、予約も取りづらい状況となっておりますが、
早めのご連絡をお待ちしております。

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